むかついた時に「許す」 人生が豊かになる思考法
これも定期的に書いているような気がするものの、大事なことなのでまた書いています
良い人にはなれなくていいので、脳の仕組み上こうするといいよ、というもの
そして、自分の行動に反映させるためのアウトプット
おすすめなのは
自分のメリット追求としての「許し」
結構、いるのが
・むかついたから絶対に相手を陥れたい
・相手が不幸にならなければ許せない
・一生呪ってやる
というメンタリティの人
こういう人は全員不幸です
人を呪うというプロセスは
自分がエネルギー的に悪い状態になり
より強い悪い念を放ち
その一部を相手に伝播させることにより
相手をほんの少しだけ不幸にするかもしれないし、しないかもしれない
というもの
誰も幸せにならず、呪う張本人は100%不幸になり、呪われる相手は少しだけ不幸になるかもしれない、というもの
自分自身の貴重な時間や思考能力、それを費やして人を呪うというのは実は非合理的
むかつくのを理屈で考えても、基本人間は感情が勝るので、頭で理由をつくって、納得して人を許すのは少し難しい
脳の構造上、理由は後付けがちょうど良い
むかついた時にオススメなのが
「1日1個限定 無条件で許す」
というもの
全部が全部許すとなるとなかなか難しいので1個だけでいいんです
「どうしても今日は他にもむかついたことがあるからあいつを許したくない」
ということがあってもたいていは翌日には忘れているもの
稀にどうしてもむかついて、翌日にも忘れられないくらいものもあります。それは翌日の「無条件で1個許す」の項目に入れ込むと長く苛立ちを持ち越さないのでオススメ
一旦許すと決めてみると
許す前提でその人を見るようになり、許す前提でどうしたのだろうと理由を探すので
「あの人も辛いことがあったんだな」
「そういう日もあるよね」
「早く苛立ちから解放されるといいな」
と相手のことを思いやれる思考が巡らされます
大事なのは客観的な事実は何一つ変わっていないのにも関わらず、その人の心は平穏に、そしてより幸せになるということ
(地獄と天国の長い箸が与えられている話と同じ)
つまり幸せは自分の心が決めるということ
許す
というのは「良い人になれ」とか「徳を積め」
とかそういう類ではなく
自分という尊い存在が1秒でも長い時間幸せでいるため
という究極の自己中心的思考かつ
合理的な思考となります
そもそも他人なんて自分に興味がないもの
自分の小ささを知っていたら
また動かせないことなのに
相手がどう思っているか、
と考えても無駄ということがわかります
「基本どうも思っていない」
「自分のことを気にしてるのは自分だけ」
「他者がどう思うかは他者の課題」
「嫌われたくはないが好きか嫌いかを判断するのは相手の課題。相手の評価を気にしないでいられたなら、自分の人生を生きているということ。他者は幸せにはなんら影響がない」
これを深く理解すると人生が豊かになります
さあ今日も1日1個だけ許していきましょう!