ナイアシンとは? ナイアシン …
「薬でも鍼でも解決できない原因不明の腰痛なのですが…」
「薬でも鍼でも解決できない、なのですが何をすれば治りますか?」
こちらでよくある質問に真摯に回答していきたいと思います。
多くの肩が悩む「原因不明の慢性腰痛」
多くの方が
整形外科
→ レントゲン
→ 異常なし
→ 湿布の処方
→ 改善なし
→ 再来院
→ 湿布と薬(リリカ or ロキソニン)の処方
という処置を受けます。
医師は湿布もリリカが好きです。理由としては患者も薬を処方されるのが好きなのと、湿布も気持ちよく、よくなった気になれるから患者満足度が高いから好きです。
リリカの注意点は中枢神経系に直接働きかけるため、麻薬の作用で依存性などもあり、また効果を維持するためには定期的に服用でかつ、薬の必要摂取量が増えることです。これは結果として医院経営としての利益が増えていき、医院からすると儲けが増えるインセンティブとなっています。
リリカ自体の作用機序としては薬によって、痛みが出るときに放出される物質を抑制します。つまり、「痛みを感じないようにしているだけ」であり、「痛みの原因を治している」わけではありません。中枢神経系に働きかける麻薬のようなものです。そしてその麻薬のような薬でごまかしている間に身体が治るのを待つというのが主な治療法です。
少し話はそれますが、薬物治療の多くは「脳内や体内が出す物質の量をコントロールする」もしくは「出た物質を受ける受容体の数をコントロールする」であり、根本解決をするものでないのが多いです。
そのため日本人の持つ薬への信仰というのは一度考えなおすことも必要かもしれません。
「薬でもマッサージでも治らない」ではどうすればよいのか?
まず最初に一番重要なのは「原因」を特定することです。
世の中に存在するあらゆるものを解決する手段として重要なのは次々といろんな手段を試すのではなく、まず「問題」を明確化することです。
その問題が
「何によっておきているのか」
「要素はいくつあるのか」
「どの要素がどの程度の影響を与えているのか」
それらを明確したのちに、それぞれに対しての打ち手として「手段」を考えます。
打ち手の手段も「QCD」の観点つまり、
Quality(品質)
Cost(価格)
Delivery(期間)
でどれが最適なのか、
ご自身にとってベストな選択肢として選ぶというのが大事なステップとなります。
原因特定が問題解決で必須である理由
「原因」を特定するというのは「問題」を「解決」するにあたっての基礎であり、必須です。「問題」がわかっていないのであれば「解決」できたかどうかもわかりません。
数学も「問題」たとえば4×2が問題であったとして、4というものに2を掛けるのが問題であるということがわかって初めて解である8が出せます。
数学で「問題」がわかっていない状態で、6!と回答をしたところで「え?なにが?」「なんで?」となります。問題がわかっていないと6がそもそも正解なのかがわかりません。そしてたまたま正解が6だったとしてもそれが4+2なのか、3×2なのかで「要素」は変わってきます。
問題解決を「腰痛」に当てはめると?
つまり、「数学」での問題解決と同様のことが「腰痛」にも言えて、何が問題で何がそれを構成しているのか、しっかりと特定できないがために問題が解決されていないことがほとんどです。
今まであなたの腰痛が解決されていないということは、今まで原因を特定できた整骨院・整体院がなかったということになるかと思います。
ちなみに医師は経営的観点からすると「処方を継続すること」、「満足度を上げてリピートを獲得すること」、「悪い噂をながされないこと」がゴールとなっているケースが多く、原因特定することのメリット・インセンティブはないので特定しないケースが多いです。
「原因」を特定し「解決策」を選択
腰痛がある場合は、その原因が姿勢が首のゆがみなのか、膝のダメージからなのか、内臓(肝臓、腎臓等)なのか腕の疲労なのか、腹筋なのか、複合的なのか、その割合・影響度はどの程度なのか。
特定しその箇所の神経、腱、筋肉、臓器の修復をしなければなりません。
東洋医学であればそれに該当する箇所を網羅的に経絡などをおさえる必要があります。
また、自己治癒力を高めるには栄養ということもとても重要です。
腰痛に際し、栄養療法(オーソモレキュラー療法)的な観点からしますと、神経の修復にはナイアシン、レシチンなどの摂取がおすすめです。
ナイアシンは2000㎎の摂取で中枢神経系の疾患である、ADHDや鬱に効果があるという文献もあり、神経系の修復には2000㎎の摂取がよいと推測されます。(肌・髪の再生、アンチエイジングにも高い効果があります)
問題解決できないことは専門家が悪いわけではない
必ずしも整体師・医師が「問題解決」のトレーニングをしてきたわけでもなく、また問題解決をしないと経営が成り立たないわけではありません。
冷たいように聞こえるかもしれませんが、問題が解決しないと困るのは本質的には本人なのです。
専門家は専門家として「知識」「技術」「経験」などから幅広く選択肢を持っています。ご自身が専門化の「頭」と「身体」をうまく利用し、原因特定をともに行い、問題を解決していくというのが現実的かつ建設的な専門家の利用の仕方となります。
問題解決をしようとしている専門家がベストではありますが、考え試行錯誤してくれる専門家であれば問題ないかと思います。
一番よくないのは腰が痛いと伝えたら思考停止で状況を伺うことなくひたすら腰にフォーカスをして施術をする専門家です。そういうところには原因を特定したのちに必要であればあなたの指示の下施術をするようにお願いするとよいでしょう。
「長期間解決できていない腰痛」という場合は、原因特定に重きをおき、その打ち手として「どこを利用するのが最適な選択肢か」という観点で情報収集、施術・治療を受けるという視点を持たれることをおすすめします。
最後に
当院の場合が代表が問題解決を得意としているため、丸投げで「とりあえず来ていただく」という形で来院いただけるようになっております。