解剖生理学 -細胞に関して

解剖生理学 -細胞に関して

細胞の構成


セル・ヒーリング整体院のセルは細胞という意味です。細胞に直接働きかけることで、細胞を活性化することで身体の様々な不調を改善するというのは「生体電流療法」です。その生体電流療法は特にエネルギー産生器官である「ミトコンドリア」を動かすことで改善を促す施術です。細胞にはミトコンドリア以外になにがあるのか。細胞の構成と役割に関して書いていきます。

人体は約60兆個の細胞から構成されているとされています。そしてその一つ一つの細胞が生命維持活動とを行っています。また細胞の中には様々な細胞内小器官とよばれるいろいろな構造体が存在しています。

細胞は下記の画像のような形で構成されています。

細胞の構造

 

細胞内でのそれぞれの役割


核の中にはDNA(Deoxyribonucleic acid デオキシリボ核酸)がヒストン*という」タンパク質に絡まって糸状になった染色質(クロマチン**)という物質がつまっています。

細胞分裂をするときは染色質がコイル状に巻いて、太くなって光学顕微鏡でも見えるくらい棒状になった染色体と呼ばれる構造になります。DNAは言わずとしれた遺伝情報を含んでいるものです。遺伝情報は二本の鎖で対となって存在しています。

*ヒストン-ヒストンは、核に存在する塩基性のタンパク質。 正に荷電した塩基性アミノ酸を豊富に含み、DNAの負に荷電したリン酸基と相互作用している。 ヒストンは、一般的には、H1、H2A、H2B、H3、H4の5種類が存在

**クロマチン-クロマチン(chromatin)とは、真核細胞内に存在するDNAとタンパク質の複合体のことを表す

 

ミトコンドリア

核の外にある緑のソーセージ状の形をしているのがエネルギー産生器官であるミトコンドリアです。生命活動を行うために必要なエネルギー産生器官です。多くのエネルギーは細胞内で酸素を使っておこないます。ミトコンドリアの外の細胞質でもわずかではありますがエネルギーを生み出すことができます。これは酸素を使用しないエネルギー産生方法であるため嫌気性解糖*(anaerobic glycolysis)といいます。

*嫌気性解糖 – 下記引用(参考)

グルコースから生じたピルビン酸はNADHにより還元され最終産物として乳酸になる。このグルコースから乳酸への変換経路は、酸素の関与なしに起こりうるので、嫌気的解糖と呼ばれる。嫌気的解糖によりミトコンドリアを欠く細胞(赤血球など)や十分な酸素供給が得られない細胞でもATPが産生され得る。激しい筋肉運動の際にみられるような酸素の供給不足という条件下に起こる。

参照元:http://www.nutri.co.jp/nutrition/keywords/ch3-2/keyword1/

 

小胞体

膜が袋状に広がっているもの。膜の表面にリボソームが付着しているもの粗面小胞体、付着していないものを滑面小胞体といいます。小胞体に付着しているリボソームでは細胞膜や細胞がで使われるたんぱく質が合成されます。

滑面小胞体はコレステロールの合成と分解といった脂質代謝や薬物や毒物などの解毒を行っており、解毒器官である肝臓でよく発達しています。

 

Wiki引用:

小胞体(しょうほうたい、英語: endoplasmic reticulum)とは真核生物の細胞器官の一つであり、一重の生体膜に囲まれた板状あるいは網状の膜系。 核膜の外膜とつながっている。 電子顕微鏡による観察でその存在が明確に認識された。

 

リボソーム(リボゾーム/ライボソーム)

細胞内で日常的に使われるタンパク質を合成しています。

Wiki引用:

リボソームまたはリボゾーム(英: Ribosome; ライボソーム)は、あらゆる生物の細胞内に存在する構造であり、粗面小胞体 (rER) に付着している膜結合リボソームと細胞質中に存在する遊離リボソームがある。 mRNAの遺伝情報を読み取ってタンパク質へと変換する機構である翻訳が行われる場である。

 

ゴルジ装置(ゴルジ体)

Wiki引用:

ゴルジ装置 (Golgi apparatus)、ゴルジ複合Golgicomplex)あるいは網状 (dictyosome) とも言う。 へん平な袋状の膜構造が重なっており、細胞外へ分泌されるタンパク質の糖鎖修飾や、リボソームを構成するタンパク質のプロセシングに機能する。

 

リソソーム(リゾゾーム/ライソゾーム)

Wiki引用:

リソソーム(lysosome; ライソソーム)は、真核生物が持つ細胞小器官の一つである。リソゾームライソソーム、ライソゾームまたは水解小体(すいかいしょうたい)とも呼ばれる。語源は、“lysis(分解)”+“some(〜体)”に由来する。生体膜につつまれた構造体で細胞内消化の場である。内部に加水分解酵素を持ち、エンドサイトーシスオートファジーによって膜内に取り込まれた生体高分子はここで加水分解される。分解された物体のうち有用なものは、細胞質に吸収される。不用物はエキソサイトーシスによって細胞外に廃棄されるか、残余小体(residual body)として細胞内に留まる。単細胞生物においては、リソソームが消化器として働いている。また植物細胞では液胞がリソソームに相当する細胞内器官である。

 

中心体

Wiki引用:

中心体(ちゅうしんたい、centrosome or centriole)とは、動物細胞における細胞小器官の一つ。微小管形成中心(MTOC; microtubule organizing center)とも呼ばれる。なお、植物細胞においては中心体の存在が認められず、微小管形成中心は細胞内に分散する多数の極性中心として認められる。

ごく短い微小管から構成される。長さ0.4μm、9対の三連微小管が環状に配置したもの(中心小体あるいは中心子(centriole)と呼ぶ)が二個一組、相互に直角対向しL字形に配置している。

 

細胞の境界-細胞膜


細胞を覆っている細胞膜は細胞の内部と外部とを仕切り保護している膜です。細胞膜はリン脂質という脂質が2枚重なってできています。リン脂質は水になじむ親水基とリン含有部分と水になじまない部分でできている疎水器からできていて二重層になっています。疎水基同士がくっつき、親水基を外側に向けています。

 

細胞膜を介した物質の移動


細胞膜にはタンパク質が浮遊しています、これらのタンパク質は酵素と受容体として働いています。脂質二重層をまたぐ」ように存在しているタンパク質は細胞の内外を物質が通り抜けられるための通路を提供しています。

細胞膜は細胞同士を隔てている膜で、それを介しさまざまな物質が出入りします。このようにして細胞に必要な物質は取り入れられ、不要な老廃物は排出されるという仕組みとなっています。このような性質の膜を半透膜といいます。

細胞膜は脂質の二重層なので脂肪や脂肪にとけるビタミン類などの脂溶性物質や酸素・二酸化炭素をはじめ小さい」分子などは脂質二重層を直接通過することができます、このとき、物質の移動の向きは濃度勾配(濃度の濃さの度合)によって拡散します。

細胞膜に貫通した穴があるチャネルというたんぱく質が浮遊しています。これは水溶性の物質やイオンなどの細胞膜の脂質二重層を直接通過できない分子はチャネルを通って拡散します。ナトリウムイオンやカリウムイオンなどはそれぞれ専用のチャネルがありそこを通過します。また水が通過する専用チャネルもありそれはアクアポリンと言われています。細胞の濃度が外と中で違う場合、濃度の濃いほうに濃度が低いほうから水が流れ込み濃度を均一にしようと働き、その場合アクアポリンを通じて水がやり取りされます。

細胞で最も重要なもののひとつがナトリウム-カリウムポンプです。このポンプにより細胞内のナトリウムイオンは濃度の高い細胞外に組みだされるとともに、細胞外のカリウムイオンが濃度の高い細胞内に組み入れています。ナトリウムイオン、カリウムイオンの濃度の差が神経活動において必須となるため細胞内でそれぞれのイオン濃度に差があることはとても重要です。

 

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