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【頭痛のツボ】”気になる”人体のツボに関して
頭痛とは
文字通り頭が痛い状態のことを指します。今回は脳出血や意識障害や麻痺、嘔吐を伴うような頭痛ではなく機能性頭痛と呼ばれる3つの種類の頭痛に関して効くツボを紹介します。
頭痛の種類 -3つの機能性頭痛
1.片頭痛(偏頭痛)
20-40代の女性に多く見られる頭痛。重症度にもよりますが、多くは月に1-2回程度起こる頭痛です。血管の拡張により頭痛が生じるため、ズキズキと脈に合わせて生じる痛みが頭の片側に生じる状態となります。体を動かすと痛みが悪化し、吐き気や肩こりを伴うこともあります。
片頭痛持ちの方は、片頭痛前に兆候が出る方も多いです。片頭痛の兆候としては視力障害や視野の一部が光る、見えなくなる、黒くなるなどがあります。
2.群発性頭痛
周期的に突然おきる、片頭痛発作です。20-30代の男性に多く、「頭の中をかきまわされるような感覚」「目玉をえぐられるとうな感覚」と言われる言うな激しい頭痛が片側の目の奥に起こります。一日1~数回、数分から1時間程度の頭痛が数日から数週間続きます。
目の腫れ、充血、涙や鼻水、鼻づまりなどの症状を伴います。
3.緊張型頭痛
脈のペースに合わせた痛みではなく、持続的な慢性の頭痛で頭を締め付けられるような痛みの頭痛です。頭部と首の筋肉が収縮することで発生する頭痛なので肩や首筋のこりやこわばりを伴うことが多く、吐き気やめまいを伴うこともあります。
機能性頭痛に効くツボ
■ 脳戸(のうこ)
⇒後頭筋と大後頭神経、後頭動脈・静脈に作用
ツボの位置:正中線と耳の上部を結んだ線の交点
■ 玉枕(ぎょくちん)
⇒後頭筋と大後頭神経、後頭動脈・静脈に作用
ツボの位置:正中線にある脳戸4㎝程離れた位置
■ 風池(ふうち)
⇒僧帽筋、胸鎖乳突筋をゆるめ肩の血行促進
ツボの位置:後頭部の池のような凹んだ箇所 (僧帽筋と胸鎖乳突筋の間のへこみ)
■ 天柱(てんちゅう)
⇒僧帽筋をゆるめ、肩の血行促進
ツボの位置:第2頸椎の横、風池の1-2㎝下の正中線寄り
■ 完骨(かんこつ)
⇒胸鎖乳突筋、頭板状筋、小後頭神経に効果
ツボの位置:風池の数㎝外側、耳たぶ後方少し下 骨の出っ張り下部よりの後方
■ 天容(てんよう)
⇒胸鎖乳突筋、広頚筋、大耳介神経等に効果
ツボの位置:下顎後方、胸鎖乳突筋との間の凹み
■ 天窓(てんそう)
⇒胸鎖乳突筋、大耳介神経、外頸動脈・静脈に効果
ツボの位置:胸鎖乳突筋の後方、喉仏の高さの側面
頭痛(片頭痛、群発性頭痛、緊張型頭痛)に効くツボまとめ
■ 脳戸、玉枕、風池、天柱
■ 天容、天窓
上記が頭痛(片頭痛、群発性頭痛、緊張型頭痛)の時によいツボです。
当院の『生体電流療法』では「標準コース」ですべてこれらのツボもカバーされた形で施術を行っております。
該当するツボの痛みが強い部分がありましたら強さの調節から、重点的に施術するなどコントロールができます。お気軽にご相談ください。
ぜひ当院の全身施術でつらい頭痛(片頭痛、群発性頭痛、緊張型頭痛)を解消しにきてください。