新型コロナウイルス?SARS?新型インフルエンザ?→マスクよりビタミンD

2020年2月18日

コロナウイルス含む全ウイルスに対して「免疫力」こそ最強のガード


現在、コロナウイルスの感染力を恐怖して多くの方がその症状を発症しないか、マスクで予防しなければ!と躍起になっています。

 

しかし、マスクだけでも不十分ともいわれています。

実際に対策としては何が重要なのかに関して論理的に考えてみました。

実際に対策として有効なのは

・感染経路対策

・免疫力を高める

 

この2つが最も重要なカギです。

理由としては

・まずは体内に入れないようにする、入れる量を最小限にするという入口の対策

・いざ入ってしまった場合のそれに対抗する力(免疫力)の強化

これが同時に行われることで、より効果的に「予防」ということができます。

 

感染経路に対しての対策


まずは身体に未然に侵入を防ぐことを目的として対策をしていく必要があります。

感染経路に対しての一番の対策は「手洗い」です。

厚生労働省のページにも下記のようにあります。

 

問6 予防法はありますか?

これは公衆衛生上、

・拡散予防 -マスクの着用(咳が一番悪さをします)

・感染予防 -手洗い(手を経由して口からの感染が一番リスクが高い)

という観点からのアドバイスです。

 

特に「食べる前」と「口を含む顔に接触する前」に手を洗うということが役に立ちます。

 

マスクはつけても大抵の場合横の隙間から問題なく入ってくるので予防の観点からはほとんど効果がないという意見も多くあります。

Newsweekの記事:https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2019/12/post-13582.php

 

顔を触れるという機会を減らすという点では拡散予防だけでなく、感染予防の観点からも貢献はしているかもしれません。

また、マスクに関しても、手が洗われていない、アルコールなどで除菌されていない状態で、

・一度使ったマスクを再使用

・マスクがかゆいから少しずらして鼻を掻く

・呼吸しづらいから鼻を出す

などをした時点でマスクは予防効果はなくなる、もしくはむしろ感染リスクを上げるケースもあります。

そのためマスクは適切な使用がとても重要で、そして何よりも重要なのは「手指の消毒」ということが何よりも重要となります。

 

免疫力を高める


続いての対策は入ってきたものへの抵抗する力、免疫力を高めるということです。

 

多少なりとも体内に入ってしまうのは仕方がありません。

入ってしまったものに対して増殖する前に退治することさえできれば特に身体に問題は生じません。

コロナウイルスは潜伏期間が長く、あまり症状がでない人も持ち帰ってくるからこわい、といいうことも事実としてはありますが、実際にウイルスを保有していたとしてもその人に特に咳などの症状が出ていない場合はその人とキスをする、唾液に接触するという機会がない限りは咳という最大の拡散砲が発動しない限りはほとんどの場合には感染していくということはあまり考えにくいです。

 

免疫が重要というのがわかるのが季節型インフルエンザにしても新型インフルエンザにしても真っ先に重症化し、命の危険となるのが子供とお年寄りです。

 

子供の場合は獲得免疫がまだ少なく、免疫力が十分でないため重症化してしまい、結果としてインフルエンザ脳症という危険な状態となり、命を失うリスクがありとても危険です。

 

お年寄りの場合は全身の免疫力が低下していることと、摂食嚥下関連の筋力が低下していることにより、誤嚥性肺炎などでもあるように誤嚥することでウイルスが気管⇒気管支⇒肺と入りこむことで発症してしまい命を落としてしまうことがあります。

 

いずれのケースにおいても一番大きなカギとなっているのが身体に備わっている「免疫力」です。これを最大限に引き出すことができていれば、重症化することなく、最も怖い命を落とす、後遺症を残すといったことを避けることができます。

 

身近にできる免疫力を上げることができるのが下記の摂取です。

 

これらがどのように機能するのか、どのくらい摂取するとよいのかということに関しては下記リンクより参考にしてみてください。

ビタミンDの効果と摂取方法 -寒い冬に最強のパートナー

花粉症で薬が効かない、薬を飲みたくない人のスギ花粉症対策(タイトルは花粉症ですがメインは免疫に関する内容です)

 

上記の中でも圧倒的に「効果」「コスト」という点でおすすめなのはビタミンDです!!

ビタミンDだけ取っていれば無敵!!というと少し過言かもしれませんが圧倒的に効果が高いので、とにかく守るためにはビタミンDを摂取してください。

 

最後に -怖いのは「わからないから」


人間が必要以上に恐怖をしてしまい冷静に判断できなくなってしまう理由は「わからないから」です。

人は未知のリスクの幅が測定できないものを最も恐れます。

その例として典型的なのが「夫のドメスティックバイオレンスから抜け出せない女性」です。詳細は割愛しますが、

■「家にいる」という選択

⇒「いつもされている暴力」=予測のできる恐怖

■「家を出る」という選択

⇒「追いかけてきて殺されるかも、、」「逃げ出せても経済的に困窮するかも、、」「子供の将来への影響、、」=予測できない恐怖

これにおいて、

予測のできない恐怖、最大リスクを見積もることができない恐怖>予測のできる恐怖

となっている場合が多いため、多くの場合が逃げ出せなくなっているケースがとても多いのです。

 

他にも心霊現象、お化け、霊能力、その他に恐怖をしたりとてつもない力があるように感じるのは「自分では予測のできる範囲内の出来事ではないから」であって、絶対的な指標として危険度が高いというものではありません。

 

今回のコロナウイルスに関しても「致死率が実は高いかもしれない」「身近にいる中国の方からいつもらうかわからない」「自分がかかったら死ぬかもしれない」など恐怖のリスクの最大値が定まっていないからこそ恐怖が増大しています。

 

例えば2015年頃に流行った「新型インフルエンザ」これに関しても当時は異常なほど反応し、薬でも対処できないのではないか、どうしたらいいのだということでとてつもなく大きな混乱状態になっていたケースもあります。しかし、今現存する季節型インフルエンザは当時の新型インフルエンザが多くみられます。これらは特に当時よりも安全になったわけでもなく、ウイルスの性質が変わったわけでもありませんが、すでになった方々は通常のインフルエンザよりも感染力が強いかもしれない、もしくはそこまで知らなくとも「知人や同僚がなったけど大丈夫だった」というN数=1のデータでも自分の中で既知ののも、その程度の影響力かもと算段がついた時点であまり恐怖ではなくなっているものなのです。

 

「どのようなウイルスだろうが、侵入経路・感染経路はほぼほぼ一緒」であり、そしてできる最善の対策は「感染経路を立つ」「免疫力を上げる」ということが最善であり、あとは「疫学的に致死率は〇%」となっていてその中で「免疫が弱くなっている人はどの程度」「自分と同年代の人はどの程度か」ということを数字として理解をするだけでも、人は情報を要素分解して、そのリスク範囲を見える化し、最大リスクを見積もることができるだけでかなりの割合で「恐怖」「不安」は消すことができます。

 

人生を通じて対面する不安なども多くは

  1. 事象を適切に理解
  2. その事象を要素分解
  3. それぞれの要素のリスクレベルを情報を仕入れることで見積もる

この3STEPを踏むだけでかなり安心できます。

自分で情報を判断する際に、やってはいけないもしくはあまり助けにならないのが漠然と「今度のウイルスやばそうじゃない?」という話だけで不安要素をそのままにして不安をあおることです。質問する場合に、「インフルと感染経路と一緒だろうけど、〇歳代の感染した人の割合や人数って知っている?」「それだと60代以上の方はやばいかもね」などと具体的な雑談ができている場合はそこまで個人が恐がることはないように思い、またマスクが大量売り切れになり、適切にわたるべき人にわたらないということなども避けることができるように思います。

もちろん、いくら確率や統計的に1%程度だからと高を括ってもなってしまうときはなってしまいます。

しかしそれは交通事故と同じようなものです。交通事故にあう確率がある限り死ぬまで運転しません、飛行機は落ちる確率がある以上絶対に乗りませんなど、と同じなのでそれぞれの価値判断の基、重要なこと譲れないことは譲る必要はないので、適切なバランスの取れた判断をいただけたらと思います。

 

もしかしたら「人はリスクを見積もることができていない時に過度に恐怖する」この傾向を知っているだけでも意外にも落ち着いたりもできるかもしれません。

「恐怖マネジメント」として一助になれていたらと思います。