プロバイオティクスとは? プロ…
花粉症で薬が効かない、薬を飲みたくない人のスギ花粉症対策
「スギ花粉症」処方された薬が効かない
これからの季節花粉症の症状で苦しむ人が増えてきます。多くの人が耳鼻科におしかけ、大混雑というのはもう毎年の恒例の状況になっているかもしれません。
耳鼻科が混んでしょうがない場合、もう花粉症であることがわかっている場合、薬の知識があればあえて混んでいる耳鼻科に行く必要はありません。
自分が欲しい薬の情報だけを整理して、その上で近所の内科等に行き欲しい薬を処方してもらいましょう。
また薬の知識さえあれば、耳鼻科でなくとも内科でなくとも、眼科や整形外科などでも処方してもらうことも可能です。
薬が効かない花粉症のときにどの薬が処方されているか確認しましょう。
一般的に花粉症の内服薬は効果が強い程眠気も強いとさhttps://ochanomizunaika.com/wp/wp-content/uploads/2017/02/kafun.jpgれています。
参考:
体質によって、薬が効きづらい人、副作用の眠気や口の渇きだけが強く出る方もいます。
また同じような強さの薬でも副作用の出方というのは人によっても違うことがあります。薬でのコントロールを目指す場合は様々な薬を使用してみて自分に合う薬をぜひ使用しましょう。
薬を飲みたくない人の花粉症対策
花粉症は免疫の過剰反応(暴走)によって起きています。薬を使用する場合は炎症を抑える、炎症が起きたときに出される物質の受容体(レセプター)をブロックするのなどで対策をしていますがそれらは本来起きている身体の反応を強制的にコントロールするため体へのネガティブな作用というものも必ずあります。そのため、薬を服用したくないという方も多くいます。最近ではヒスタミンの作用が記憶力が関連するというニュースがあり、ヒスタミンを押さえてしまうと眠気だけでなく記憶力も低下する可能性があることも示唆されています。
参考:https://www.yakuji.co.jp/entry3153.html
花粉症を薬なしで症状を改善するためには免疫機能を強化、コントロールする必要があります。
免疫機能を改善する上で重要なのが下記の摂取です。
■ 花粉症に良い摂取物
- ビタミンD
- 免疫UPするハーブ
- プロバイオティクスのサプリメント
■ 花粉症によくないかもしれない摂取物
- ヨーグルト
- 脂っこい食べ物
- ホエイプロテイン・カゼインプロテイン
- 小麦類(グルテンが含まれるもの)
それぞれに関しては以下で追って書いていきます。
花粉症に良い摂取物3種
花粉症の症状を改善するために最も重要なのは免疫機構を改善・強化することです。免疫力を高めることのできる、おすすめの摂取物・栄養素の3つを下記で順番に紹介していきます。
■ ビタミンD
ビタミンDは日光に当たることで合成されるビタミンで骨を丈夫にする、免疫機能を整え・強化するなどでとても重要な栄養素です。ビタミンDが欠乏することで、うつ病になりやすくなったり、精神的にも大きな影響を与えます。
ビタミンDに関しては別途詳しく書いた記事があるのでそちらを参照ください。
参考:ビタミンDの効果と摂取方法 -寒い冬に最強のパートナービタミンD
■ 購入希望の場合はこちらがおすすめ(最安のサイトiHerbへのリンク付)
※ライフエクステンション社は医学的に効果があるかを自社で検証、効果があるもののみを販売する企業で日本の製薬をつくるのと同じ品質にて製造を行う
■ 免疫UPするハーブ
免疫をUPするハーブには代表的なものとして以下のものがあります。
- アストラガルス(←記事リンク)
https://iherb.co/a8g3VH9m(←購入リンク iHerb) - キャッツクロー(←記事リンク)
https://iherb.co/cZdiB4gr(←購入リンク iHerb)
合う合わないなどもありますので試しながら自分にあったハーブを選択していきましょう。
■ プロバイオティクスのサプリメント
プロバイオティクスは日本の一般的な市販サプリでなく、
- 生菌を使用しているもの
- 菌の種類と量が多いもの
を選びましょう。
生菌が使用されているかの判断材料は「アルミ個包装、冷蔵保存を推奨されている」という点、菌の種類が多いとしているのは「足りない菌を補うことができる可能性が高い」というのが理由です。
詳しくは「プロバイオティクスの効果 -人体の最重要器官 腸を整える」を参照ください。
花粉症によくないかもしれない摂取物4種
■ ヨーグルト
プロバイオティクスを勧めておきながら推奨できないかもしれないとしているのに矛盾を感じる方もいるかもしれませんが、これは矛盾ではありません。
理由としては
- 日本人の多くが乳糖不耐症であるということ
- 牛乳アレルギーのリスクがあること
上記の2点があります。
乳糖不耐症が多いというのは下記ではアジア人で95%としています。乳糖不耐症とは乳糖が分解できず、下痢などを引き起こします。分解できないことで腸内環境が乱れ、結果として免疫系に悪影響を及ぼし、アレルギーを悪化させるリスクがあります。
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同じヒトであるにもかかわらず、民族や人種によって乳糖不耐症の発生頻度に差があること。それも、伝統的に牧畜を営んできた北ヨーロッパ人は乳糖不耐症の発生頻度が低く、逆に同じコーカソイドでも南ヨーロッパ人やアーリア系のインド人やその他の地域の民族では乳糖不耐症の発生頻度が高いことが挙げられる[6]。また、アジアは発生頻度が95%と高い[11][12]。
引用:Wikipedia
また、牛乳アレルギーという鶏卵に次いで2番目に多いアレルギーを引き起こすリスクがあります。花粉症も一種のアレルギーのため、アレルギー体質として悪化することは悪影響となるため、ヨーグルトは万人にとっていい食べ物ではない可能性があります。
■ 脂っこい食べ物
脂っこい食べ物は、腸内で悪玉菌を増やす原因となります。悪玉菌が増えると腸内環境が悪化し、アレルギーが強くでることがあります。
そのため、脂っこい食べ物もこの時期は避けた方がよいでしょう。
■ ホエイプロテイン・カゼインプロテイン
どちらも乳清(ホエイ)からできるタンパク質で、これらは
- アレルギー原因物質のため、アレルギー発生リスク上昇
- 吸収されないことで悪玉菌のエサとなり、悪玉菌を増やす
という観点から、この時期は特に摂取がおすすめできません。プロテインを摂る習慣がある人は特にこの時期だけでも玄米からできた「ライスプロテイン」に変えるのもよいでしょう。
■ 小麦類(グルテンが含まれるもの)
最近「グルテンフリー」などのワードで徐々に知名度を増してきた、小麦の健康への悪影響の元凶とも言えるのがこのグルテンです。グルテンは小麦由来のもっちりとした触感を作り出すことのできる粘質物です。このグルテンはその粘質を持った性質から腸内でうまく吸収されず、腸内を傷つけ、リーキーガット症候群などを引き起こす、アレルギー物質としてアレルギー症状の発現、他のアレルギーを悪化させる等の原因となります。またリーキーガット症候群になっていると、毒素や重金属が体内に侵入し、うまく排泄できず溜まっていってしまい、デトックスが困難になってしまいます。
原因不明の不調、アレルギー体質、その他何か気になることがある場合はこのグルテンをカットしてみると体調がみるみるよくなる人も多いです。
花粉症の季節だけでも意識的にグルテンの摂取を控えてみるのがおススメです。
最後に
普段から健康意識が高い方には常識的な内容ばかりになったかもしれませんが、ついつい忘れがちの内容になっている可能性もあります。
今一度思い返してみて、「薬だけじゃない」「薬以外の」花粉症対策もしてみてはいかがでしょうか?
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