慢性腰痛の原因は遺伝子にあり?新たな研究成果が話題に

2023年12月26日

あなたの慢性的な腰痛の原因は遺伝子にあるかもしれません


先日『プロス・ジェネティクス』に腰痛の原因が遺伝子も原因の一つであるという研究結果が掲載されました。

 

研究は3カ月から6カ月、持続的な腰痛を患っている158,000人を調査したところ、出た結果のようです。

 

腰痛に関係する3つの遺伝子


今回の研究によると3つの遺伝子が関係すると言われています。

  • 骨格の胚発生や細胞運命決定を制御するといわれる遺伝子(SOX5遺伝子)
  • 椎間板ヘルニアに関連する遺伝子
  • 脊椎の発達に関与する遺伝子

これらの遺伝子の変異が腰痛と関連があることを示唆しています。

 

急性腰痛(ぎっくり腰等)から慢性腰痛へ移行する原因


腰痛が急性から慢性へと移行する原因には、中枢神経系の関与があると言われています。また、今回の腰痛の遺伝子においては末梢神経が慢性的な腰痛と関連があることも示唆されており、腰痛の原因は中枢神経と末梢神経の遺伝子の療法が関連している可能性があるとされています。

 

複合的かつ、原因特定が困難な慢性腰痛への対処が進歩する可能性


今回の研究で遺伝子が慢性腰痛と関連する可能性が示唆されています。

今後、原因が日常的な姿勢や歩き方に加えて、遺伝子なども関連するとなってくると、それら大量の情報をAIにラーニングさせることで個人にとって最適な治療法なども出てくるかもしれません。

 

最後に


つらく、なかなか治らない原因不明の慢性腰痛、少しずつ光明が差し始めています。

セル・ヒーリング整体院では最新の情報をタイムリーに取り入れながら、また中国から伝わった経絡などの歴史のある東洋医術など多くの情報を組み合わせ、最適な施術を提供してまいります。

 

参考: