『FSHDと診断されたときに最初に読む本』の日本語版・英語版について、Kindle全3巻とペーパーバック版の刊行が完了しました。
これまで第1巻、第2巻の刊行時に、第3巻と紙書籍版も順次刊行する予定であることをお知らせしてきました。
今回、その予定していた書籍がそろい、日本語・英語ともに、電子書籍と紙書籍から読める形になりました。
Kindle全3巻+ペーパーバック版を刊行
以前お知らせしていたシリーズが、すべて刊行されました
2026年6月に第1巻を刊行した際には、まずFSHDという病気を正しく知るための情報をまとめました。
その後、第2巻では「なぜ身体は変わり得るのか」という問いを、作用仮説、評価、症状別の視点から整理しました。
そして第3巻では、実際の施術プロセス、生活を支える方法、国内外の記録、その限界、治療や健康情報をどのように判断するかまでをまとめています。
あわせて、Kindle版の内容を紙で読みたい方に向けて、シリーズ全体を再構成したペーパーバック版も、日本語・英語それぞれ刊行しました。
以前の記事で「第3巻・紙書籍版も刊行予定」とご案内していましたが、現在はすべて発売済みです。
現在刊行しているFSHD書籍
全3巻
第1巻 FSHDを知る
症状、診断、遺伝、標準ケア、新薬・治験など、FSHDという病気の全体像。
第2巻 なぜ変わり得るのか
三つの作用仮説、「回復」の評価と記録、症状別の見方。
第3巻 実践と回復の記録、正しい希望
施術プロセス、補助的アプローチ、国内外の記録とその限界、情報を判断する視点。
Three-volume edition
Book 1
Understanding FSHD, symptoms, diagnosis, genetics, standard care and clinical trials.
Book 2
Why the body can still change, working hypotheses, evaluation and symptom-by-symptom care.
Book 3
Practice, recovery records, their limitations, and how to maintain realistic hope.
上下巻・全2巻
上巻|理解・評価編
病気を知り、身体の変化を見分けるための巻です。
下巻|実践・記録編
症状別の対応、施術の進め方、生活を支える方法、実際の回復記録とその限界をまとめています。
Two-volume edition
Book One
Understanding FSHD and Measuring Recovery.
Book Two
Symptom-by-Symptom Care and the Recovery Records.
Kindle版とペーパーバック版の違い
内容の中心は共通していますが、巻の分け方が異なります。
| 形式 | 構成 | 向いている方 |
|---|---|---|
| Kindle版 | 日本語・英語ともに全3巻 | 必要なテーマから読みたい方、スマートフォンやKindle端末で読みたい方 |
| ペーパーバック版 | 日本語・英語ともに全2巻 | シリーズを紙でまとめて読みたい方、書き込みながら読みたい方、家族と共有したい方 |
ペーパーバック版は、Kindle版の単純な「第1巻+第2巻」の印刷版ではありません。
Kindle全3巻の内容を、紙で読みやすいように上巻/下巻の2冊へ再構成しています。
どこから読めばよいか
FSHDと診断されたばかりの方
まずは、症状、診断、遺伝、標準ケア、治験まで病気の全体像を整理する内容から読むことをおすすめします。
Kindleでは第1巻、紙版では上巻が入口になります。
身体の変化をどう判断するか知りたい方
筋力、筋肉量、動画、可動域、生活動作などを、どのように記録して比較するかを確認してください。
「回復」「改善」「維持」「代償」を分けて考えることも重要です。
症状別の対応や実例を読みたい方
顔、まぶた、肩甲骨、上肢、体幹、歩行、下垂足、疲労、呼吸などの実践的な内容と、実際の記録を扱っています。
すべてを通して読みたい方
KindleではVol.1からVol.3へ順番に、紙版では上巻から下巻へ進むと、病気の理解から実践・記録まで一続きで読むことができます。
記録を、希望だけにも否定だけにもしないために
可能性を閉ざさない。
記録が語る。
変化を確かめる。
FSHDは遺伝子に関わる進行性の筋疾患です。
一方で、遺伝子の状態が変わらないことと、筋肉量、筋力、可動域、動作、生活機能が一切変化しないことは同じではありません。
本シリーズでは、標準的な医学情報と、Cell Healingで観察してきた身体変化、そしてそれを説明するための作業仮説を分けて記載しています。
実際の記録についても、「変化した」という部分だけではなく、測定方法、時間経過、個人差、確認できていないこと、観察記録としての限界まで含めて扱っています。
希望を持つことと、結果を保証することは同じではありません。
だからこそ、自分の身体に何が起きているのかを、できるだけ比較できる形で残し、確かめることを大切にしています。
日本語版・英語版をAmazonで確認する
FSHDシリーズは、Amazonでタイトル検索すると、日本語版・英語版、Kindle版・ペーパーバック版を確認できます。
検索する場合は、次のタイトルをそのまま入力してください。
日本語:
FSHDと診断されたときに最初に読む本
English:
FSHD: The First Book to Read After Diagnosis
これまでの刊行記事
シリーズの刊行過程については、これまでの記事でも紹介しています。
FSHDについて詳しく知りたい方へ
書籍だけでなく、Cell Healingのサイト内でも、FSHDの症状、遺伝、自然経過、肩甲帯、上肢、体幹、歩行、疲労、痛み、呼吸などをテーマ別に整理しています。
今後の書籍について
Cell Healingでは、FSHDだけでなく、ALS、筋強直性ジストロフィーなどについても書籍を刊行しています。
今後も、疾患ごとの医学情報、日常生活で確認したいこと、観察記録、施術理論などを、書籍として整理していく予定です。
書籍数が増えてきたため、今後はCell Healingサイト内に「書籍・出版物一覧」ページを設け、日本語版・英語版、電子書籍・紙書籍をまとめて確認できるようにします。
本書および本記事について
本書および本記事は、顔面肩甲上腕型筋ジストロフィー(FSHD)に関する一般的な医学・健康情報、当事者の経過、Cell Healingにおける観察記録および施術理論を整理し、情報提供することを目的としています。
医師による診断、治療、投薬、リハビリテーション、遺伝カウンセリングその他の医療行為に代わるものではありません。具体的な症状、検査、治療、薬剤、装具、手術、呼吸管理、遺伝に関する判断については、主治医その他の有資格の医療専門職へご相談ください。
本書で紹介する身体変化は観察記録であり、対照群を置いた臨床試験の結果ではありません。記載された変化には個人差があり、すべての方に同様の結果を保証するものではありません。また、FSHDの完治、遺伝子修復、DUX4の直接抑制を示すものではありません。

