福祉用具・住宅改修|導入の順番と申請のコツ(手順書)
福祉用具や住宅改修は、早く入れるほど生活が安定しますが、「先に工事してしまう」のが一番の失敗パターンです。
このページは、介護保険を使う場合の基本(福祉用具貸与・購入・住宅改修)を前提に、詰まらない導入順をまとめます。
介護保険サービス利用までの流れ(要介護認定など)は厚労省関連の解説にあります。(一次情報)
先に結論(ここだけ)
- まず人(ケアマネ/相談支援)を確保 → 次に用具 → 最後に改修(工事)。
- 住宅改修は「事前申請・事前確認」が必要な自治体運用が多い(勝手に工事すると対象外になり得る)。
1. 導入の順番(詰まらないルート)
- 要介護認定(または障害福祉の支給決定)を動かす:入口を作る (一次情報:介護保険の流れ)
- 担当を確保:ケアマネ(介護)または相談支援(障害福祉)
- 福祉用具:まずレンタル/購入で“すぐ効く”ところから入れる(ベッド、手すり、車いす等)
- 住宅改修:必要最小から(手すり・段差解消・トイレ/浴室)※事前申請
- 見直し:状態変化に合わせて用具・改修を更新
実務: 「先に改修」ではなく、先に用具で凌げるかを見ると、工事が最小で済みやすいです。
2. まず入れると効果が大きい福祉用具(例)
ベッド周り
- 介護ベッド
- ベッド柵・手すり
- 床ずれ予防マット
移動
- 杖・歩行器
- 車いす(室内/屋外)
- 移乗補助具
排泄・入浴
- ポータブルトイレ
- シャワーチェア
- 入浴台・浴槽手すり
実務: “いきなり最適解”より、まずは安全と介護負担の急所(ベッド・トイレ・移動)から入れると失敗が少ないです。
追加:介護保険で「レンタルできる/買える」代表一覧(公式ベース)
介護保険の福祉用具は、貸与(レンタル)と販売(購入)で対象が分かれます。貸与は13品目、販売は9品目、と説明されています。 (福祉用具貸与) / (特定福祉用具販売)
よく使う例(入口)
- レンタル:車いす・特殊寝台(介護ベッド)など(要介護度で制限が出る)
- 購入:入浴や排泄に関わる衛生用具が中心(対象9品目)
※細かい対象範囲(告示・解釈)は自治体/事業者が確認します。
住宅改修の対象(代表)
介護保険の住宅改修の対象として、手すり、段差、床材、扉、便器などが示されています。 (厚労省PDF:住宅改修)
3. 住宅改修:よくある落とし穴(事前確認が必須)
一番多い失敗:工事してから申請
住宅改修は自治体の運用上、事前申請・事前承認が求められることが一般的で、後からだと対象外になる可能性があります。
まず担当(ケアマネ等)と窓口へ相談して、手順と必要書類を確定してください。
窓口で確認すること(最小)
- 事前申請が必要か(ほぼ必要と考える)
- 見積書・図面・写真(改修前/後)の要否
- 上限・自己負担・対象工事の範囲
- 工事業者の条件(登録/指定など)
4. 自治体に聞く質問テンプレ(最小)
- 福祉用具(貸与/購入)の担当窓口はどこ?ケアマネ経由が必須?
- 住宅改修は事前申請が必要?必要書類(見積・図面・写真)は?
- 工事の対象範囲と上限、自己負担は?
- 工事業者に条件はある?(登録/指定など)
参考(一次情報)
