骨盤矯正は骨盤を締めても効果なし

2023年12月26日

骨盤のゆがみは脚にあり


首から来ているケース、距骨から来ているケースもありますが、多くの場合が脚、特に大腿部にあります。

  • 大腿部の筋肉、一番多いのが特に外側面の筋肉に負担がかかり発達
  • 拮抗筋にあたる内転筋群とのバランスが崩れ、筋肉のねじれる強い力が発生
  • 結果として大腿部に外から中にねじる力が常時かかることで骨盤が開きO脚

などになるケースがほとんどです。

 

この場合、原因となっているのが大腿部の筋肉バランスや過緊張なので

  • 外側の大腿部の筋肉の緊張を取る
  • 外側の大腿部の筋肉ばかり使わない歩き方に矯正する
  • 内側の内転筋群を鍛える

などが主な解決策となります。

よく、「骨盤を両サイドから強く押す」という形で矯正をするというところも散見されますが、これは問題を解決しないで、一時的に解決しているだけに過ぎないので効果はありません。イメージとしては低反発を凹ませたいときに「押して圧力をかけて凹ましている」という状態です。凹ました状態を維持したいのであれば「外部で力をかけ続けるものを置く」「その部分を削り取る」などのように根本から目的を達成する手段が必要となってきます。

 

骨盤の歪み対策 ①外側の大腿部の筋肉の緊張を取る


外側の大腿部の緊張をとるには主に3つ

  • 整体院でほぐしてもらう
  • ストレッチをする
  • お風呂後にセルフでもみほぐす

上記があげられます。

 

■ 整体院でほぐしてもらう

これに関してはお近くの整体院でもいいのでご利用いただき、ほぐしてください。セル・ヒーリング整体院の場合は通常の整体院ではほぐしきれないような深部まで深くほぐしていくことができますのでご興味がある方はぜひ一度ご利用ください。

 

■ ストレッチをする

外側の筋肉が緊張してしまっているので自身でストレッチをしてみてください。ストレッチの方法はYoutubeを参照いただければたくさんストレッチ方法が載っています。

<参考> 当院とは関係ありません

■ お風呂後にセルフでもみほぐす

お風呂の後は筋肉が深部まで温まっているのでほぐす絶好のチャンスです。お風呂のあとに手やマッサージのポールなどを活用してもみほぐしてみてください。

 

骨盤の歪み対策② 外側の大腿部の筋肉ばかり使わない歩き方に矯正する


外側の大腿部の筋肉を使ってしまう場合、歩き方のくせとして、外側に重心がいき、靴も外側ばかりが減るといった傾向が多くみられます。

このような方は、少し(過剰にやってはダメです)内側の親指側に力がかかるように意識して歩いてみてください。

そうすることで外側ばかりでなく、内側の筋肉も使うことができ、また靴の減りも偏らないようになります。

親指のほうに過剰に重心が掛けようと思うことで内股歩きになることはまた新たな歪みを引き起こしてしまうのできれいに内側に重心がかかるようにというのは「気持ち」内側を意識するだけでもいいかと思います。(個人差あるので難しいのですが)

内股にならず、少しでも内に意識を向けることで少なくとも外側の筋肉負担は減り、改善しやすくなるので、内側重心を少し意識しながら歩くよう心掛けてください。

 

その他が原因の骨盤の歪み


もちろん上記が一番多いケースなだけで、実際には

  • 右足を上にしてよく足を組む
  • 片側の肩にいつもかばんをかける

などわかりやすく片方に力がかかるような日常生活を送っている人は土台となる骨盤が歪んできます。

骨盤が歪むと、短期的に致命的な症状が出るかというとそういうわけではなく、緊急性が高いものではありませんが、見た目上の美しさという点、また、背骨の歪みの原因となるため、ケアしていくことは整体師としては賛成です。

 

最後に


原因にアプローチし、また施術するだけで筋肉の強度があがります。興味ある方は一度体験しにきてください。