CMT/足の痛み・足部変形・生活の調整
足の痛みを、
靴・装具・歩き方の見直しにつなげる
CMT(シャルコー・マリー・トゥース病)の足の痛みには、神経の障害による痛みと、関節・腱・筋肉・皮膚に負担がかかる痛みがあります。いくつかが重なっていることもあり、痛む場所、出る場面、靴や装具、皮膚の状態を一緒に確認すると、対策を相談しやすくなります。
ここでは、痛みの見方、凹足などの変形と負担の関係、靴・足底板・装具の調整、活動量、受診に持参するメモをまとめます。毎日の足チェックはCMTのフットケア、つまずきの観察は下垂足と装具相談のページでも確認できます。
転倒後に足をつけない、赤み・腫れ・熱感が広がる、足が急に冷たく色も変わった場合は、記録より受診を優先してください。受診を早めたい変化に相談の目安をまとめています。
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痛みの感じ方と、出る場面を整理する
CMTは、筋肉を動かす神経と感覚を伝える神経が障害される病気です。神経の障害そのものが痛みに関わるほか、足首や足指の筋力低下、足の形、感覚低下によって、歩き方や足の使い方が変わります。
CMT1Aを対象にした小規模な研究でも、神経障害性の痛みと、筋肉・関節などへの刺激による痛みが混在していました。質問票によって判定も異なり、「ビリビリするから神経痛」「歩くと痛むから変形が原因」と、感じ方だけで決めることはできません。[1]
次の表は、受診で症状を伝えるための手がかりです。同時に当てはまるものがあって構いません。
| 気づいたこと | 確認したいこと | 相談する内容 |
|---|---|---|
| ビリビリ、焼ける、電気が走るように痛む | 痛む範囲、しびれ、触れたときの痛み、安静時・夜間にも続くか。 | 神経障害性の痛みの評価、睡眠への影響、痛みに合う薬や対処法。 |
| 歩く・立つと、足裏や関節が痛む | 痛みが始まるまでの距離、坂や階段、休憩での変化、靴・装具での違い。 | 関節・腱・筋肉の状態、荷重の偏り、足首の不安定さ。 |
| 靴や装具の当たる場所が痛む | 赤み、タコ、水ぶくれ、指の背や踵の擦れ。脱いだ後も症状が残るか。 | 圧迫や摩擦、靴の幅・高さ、足底板や装具の調整。 |
| 長く動いた後に張る、つる、翌日もつらい | 活動の量、休憩、こむら返りの時間帯、翌日の歩行や家事への影響。 | 疲労・筋けいれんの評価、活動の配分、運動内容や補助具の見直し。 |
新しく出た片側だけの痛みや、これまでと違う強い痛みは、けがや他の病気も含めて確認します。痛みが増えたことだけで、CMTが進行したとは判断できません。
足の変形で、負担のかかり方が変わる
CMTでは、筋肉ごとの弱り方や腱の硬さなどが関わり、凹足、内反、ハンマートゥ、下垂足などが現れることがあります。足の形や変形の柔らかさには個人差があり、全員が同じ形になるわけではありません。[2]
- 凹足(おうそく):土踏まずが高い状態。足裏のどの部分で体重を受けるかが変わります。
- 内反:踵などが内側に傾き、足の外側に体重が乗りやすくなる状態。
- ハンマートゥ・クロウトゥ:足指が曲がり、指の背・先端や、指の付け根の裏に当たりが生じやすい状態。
- 下垂足(かすいそく):足先を持ち上げにくい状態。足先を引っかけないために、膝を高く上げるなど歩き方が変わることがあります。
- 足首・アキレス腱の硬さ:足首を動かせる範囲が狭くなった状態。坂や階段での動きに影響するため、可動域や歩き方を確認します。
足底圧を調べた研究では、変形のタイプによって体重のかかり方が異なっていました。足の外側、踵、指の付け根など、負担の集中する場所を本人ごとに確認することが大切です。見た目のアーチの高さだけでは、どの足底板が合うかまでは決まりません。[3]
同じ場所に繰り返しできるタコや靴底の偏った減り方は、相談の手がかりになります。ただし、それだけで足底の圧力や痛みの原因を確定することはできません。必要に応じて、立った姿勢、歩行、関節の動き、画像や足底圧などを医療機関で評価します。
痛む場所ごとの確認ポイント
痛みが出る位置を、指で示したり、足の写真に印をつけたりして残します。次の表を使うと、靴や装具を持参して相談する際に説明しやすくなります。
| 痛む場所 | 一緒に見たいこと | 相談する調整・評価 |
|---|---|---|
| 指の付け根の裏 | タコの位置、長く立った後の痛み、足底板の当たり。 | 前足部の圧分散、靴の中の余裕、歩行量。 |
| 踵 | 接地時の痛み、靴の踵の擦れ、皮膚のひび割れ。 | 踵の保持とクッション、靴・装具の接触、皮膚の状態。 |
| 足の外側・外くるぶし | 足首をひねる、靴底の外側が減る、骨の出た部分が当たる。 | 内反や足首の安定性、腱・関節の状態、足底板・AFOの適合。 |
| 指の背・指先・爪 | 靴の天井や縫い目との接触、赤み、水ぶくれ、爪の変化。 | つま先部分の幅と高さ、靴下、指・爪のケア。 |
| 土踏まず・足裏 | 歩き始めか、長く歩いた後か、インソールの盛り上がりが当たるか。 | 足底の組織や関節の評価、支える位置と圧迫、活動量。 |
| すね・ふくらはぎ | 足先を上げるための動き、長距離後の張り、こむら返り、翌日の疲労。 | 歩行時の負担、足首の動き、装具や休憩の必要性。 |
| 膝・股関節・腰 | 歩き方との関係、左右差、足の痛みと同時に出るか、別の姿勢でも痛むか。 | 足元からの影響と、その部位自体の病気・けがの両方。 |
腫れや熱感、転倒後の強い痛みがある場所を、確認のために強く押したり、何度も動かしたりする必要はありません。
靴・足底板・AFOは、目的と使い心地を確かめる
足裏の一点に負担が集まるのか、足先が引っかかるのか、足首が横にぐらつくのかで、必要な支えは変わります。靴・足底板・AFOは、どれか一つを選べば終わりというものではなく、組み合わせて調整することがあります。
| 見直すもの | 主な目的 | 使った後の確認 |
|---|---|---|
| 靴・靴下 | 指や踵を圧迫せず、足と必要な装具を収める。摩擦を減らす。 | 指先・甲・踵の当たり、靴の中でのずれ、縫い目や靴下のしわ。 |
| 足底板(インソール) | 足の形に合わせて支え、負担の集中する部分の圧を分散する。 | 痛む場所の変化、アーチを押し上げる痛み、新しい赤み、靴の窮屈さ。 |
| AFO(短下肢装具) | 足先の引っかかりや足首の不安定さを支え、歩きやすさを補う。 | つまずき、安定性、疲労に加え、皮膚の当たり、着脱、階段や座位での使いやすさ。 |
| 杖・歩行器・移動手段 | 安全性を補い、通勤・通学・外出の負担を調整する。 | 必要な場所へ移動できるか、転倒や疲労が増えていないか、持ち運びや介助の負担。 |
靴を試すときのチェック
- 曲がった足指も含め、つま先部分の幅と高さに余裕がある。
- 踵が大きく浮かず、足が靴の中で前後・左右にずれにくい。
- 足底板やAFOを入れた状態で、指・甲・くるぶしを圧迫しない。
- 靴底の安定性や曲がり方が、本人の歩き方と装具に合っている。
- 新しい靴は短時間から試し、脱いだ後に皮膚の当たりを確認する。
普段使う靴、靴下、足底板、AFOを一緒に持参すると、組み合わせを評価しやすくなります。靴の大きさだけを上げると、今度は中で足がずれる場合があるため、幅・高さ・固定の仕方も確認します。
作った後の調整も、装具の利用に含まれます
CMTの装具利用者を含む調査では、役立つという実感に加え、痛み、赤み、タコ、皮膚の傷も報告されています。装具で歩きやすくなったかと、皮膚に無理が出ていないかを両方確認し、合わない部分は処方元や義肢装具士に伝えます。[4]
傷や強い痛みが出た場合は、我慢して慣らし続けず、使用方法や調整を早めに相談してください。装具を削る、曲げる、パッドを厚く足すなどの変更は、当たり方を変えるため、担当者と確認して行います。
調整後は、同じ程度の移動での痛み・つまずき・疲労と皮膚の変化を比べます。「痛くなくなったが外出も大幅に減った」場合は、その条件も一緒に残すと次の調整に役立ちます。
痛みが弱くても、皮膚を確認する
CMTで足の感覚が低下していると、靴ずれや傷に気づきにくいことがあります。毎日、足裏・指の背・指の間・踵・外側を見て、赤み、水ぶくれ、傷、靴下の汚れを確かめます。見えにくい部分は、鏡や家族の手を借りて確認します。[6]
- 赤み:靴や装具を外した後も残るか、同じ場所に繰り返すかを記録する。
- タコ・魚の目:位置を写真などで残し、靴や足底板の当たりと一緒に相談する。
- 水ぶくれ・傷:摩擦や圧迫を続けず、保護と処置について医療者に相談する。
- 爪の変化:巻き込み、変色、周囲の赤みや膿、靴との接触を見る。
感覚が鈍い足のタコを刃物などで深く削ることは避け、医療機関でケアの方法を確認してください。痛みが弱くても、傷や腫れが進んでいる場合があります。
写真の残し方や日々のフットケアは、凹足・ハンマートゥのフットケアにまとめています。
歩く量・休憩・運動を調整する
歩行の負担は、距離だけでなく、立っている時間、坂・階段、床、荷物、歩く速さ、疲労によって変わります。生活に必要な活動を続けられるよう、痛みが増える場面を小さく分けて調整します。
| 困る場面 | 調整の例 | その後に見ること |
|---|---|---|
| 長距離の後半で痛む | 歩行を分ける、痛みが強くなる前に休む、一部を交通機関や車いすなどで補う。 | 目的の外出を終えられるか、帰宅後・翌日の負担。 |
| 坂や階段でつらい | エレベーター、手すり、平坦な経路、荷物を減らす方法を選ぶ。 | 痛み、つまずき、不安、移動にかかる時間。 |
| 立ち仕事や家事で増える | 座れる作業を組み合わせる、休憩場所を用意する、作業を分担する。 | 痛みが始まるまでの時間と、その後もできること。 |
| 翌日まで疲労や痛みが残る | 直前の活動を振り返り、量・速さ・休憩を調整。繰り返す場合はリハビリで相談する。 | 回復までの時間、翌日の通勤・家事・身の回りの動作。 |
運動やストレッチは、現在の筋力、関節の動き、変形、目標に合わせて個別に相談します。CMTの診療ガイドラインも、運動と装具を含むリハビリを重視していますが、全員に同じ運動の種類・頻度・強さを勧めるものではありません。[5]
翌日に疲労が残ったことだけで、神経の損傷や病気の進行とは判断できません。一方、痛みを伴う強いストレッチや、疲労で歩き方が崩れたままの反復は避け、担当者と量や方法を見直します。
受診で相談することと、手術を考える場面
まずは主治医に、痛む場所と生活で困る場面を伝えます。原因に応じて、脳神経内科、整形外科、リハビリテーション科、皮膚科、義肢装具士などと連携します。
- 痛みの評価:神経障害性の痛み、関節・腱・筋肉の負担、皮膚の圧迫など、何が中心か。
- 足の評価:筋力、感覚、足首の動き、変形の柔らかさ、立位や歩行での荷重。
- 靴・装具:どの動作を支える必要があるか、いまの組み合わせで十分か、調整が必要か。
- 生活と薬:睡眠や通勤への影響、現在の薬の効果・副作用、新しい薬を始めた後の変化。
- 支援:理学療法・作業療法、学校や職場の配慮、移動手段や介助の見直し。
神経障害性の痛みと筋骨格系の痛みでは、薬を含む対処が異なることがあります。使っている薬・市販薬・サプリメントを伝え、痛みに合う方法を相談します。
足部変形に詳しい整形外科で相談する目安
靴や足底板・装具を調整しても痛みが続く、捻挫を繰り返す、皮膚の同じ場所に傷ができる、変形で靴や装具が合わない場合は、CMTの足部変形に詳しい整形外科で評価を受ける意味があります。変形が硬くなり、生活が大きく制限されるまで相談を待つ必要はありません。[7]
手術の目的は、足の位置や接地を整え、痛みや靴・装具の使いにくさを改善することです。適応や方法は、変形の柔軟性、筋力、生活の目標、年齢、術後のリハビリも含めて判断します。CMTそのものを治す手術ではありません。
手術後の痛みや足の動きを調べた小規模研究もありますが、痛み、歩く速さ、バランスがすべて同じように良くなるとは限りません。自分の困りごとのうち何を改善できそうか、残る制約、合併症、術後の生活を具体的に確認します。[8]
受診を早めたい変化
次の変化は、いつものCMTの痛みとして次の定期診察まで待たず、医療機関へ連絡してください。
| 変化 | 対応の目安 |
|---|---|
| 足が突然冷たく、白っぽいなど色が変わり、強い痛みや新しい脱力がある | 血流の障害などを含め、すぐに救急での評価が必要な状態です。速やかに救急医療へ連絡してください。[10] |
| 転倒後に足をつけない、強い腫れや新しい変形がある | 骨折などのけがを確認するため、当日中を目安に受診先へ連絡します。歩いて確かめ続けないでください。 |
| 赤み・腫れ・熱感が広がる、膿、発熱がある | 感染などの確認が必要です。当日中を目安に医療機関へ連絡します。 |
| 傷・水ぶくれ・ただれがある、繰り返す、治りにくい | 痛みが弱くても早めに相談し、処置と圧迫を減らす方法を確認します。 |
| 眠れない痛み、急な片側悪化、靴や装具が急に合わなくなった | 原因の再評価が必要です。発症時期と経過を伝え、診察を早められるか相談します。 |
感覚が鈍い場合は、痛みの強さだけでは傷や炎症の程度を判断しにくくなります。皮膚の変化も合わせて伝えてください。[6]
コピーして使う痛みの相談メモ
まず、どこが・いつから・何をすると痛むかの3点を残します。余裕があれば、次の項目を埋めてください。写真は足の場所や皮膚の状態を伝えるために使い、痛みを再現するために長く歩く必要はありません。
- 記録日・診断
- __年__月__日 診断名・型(分かれば):____ 本人の実感/家族が見たこと:____
- 痛む場所
- 右/左/両方 踵・土踏まず・指の付け根・外側・足指・爪・足首・すね・ふくらはぎ・膝・股関節・腰など:____
- いつから・変化
- 始まった時期:____ 急に/徐々に 前より増えた・減った場面:____
- 痛みの感じ
- ビリビリ・焼ける・刺す・ズキズキ・張る・つる・靴に当たるなど:____
- 痛む条件
- 歩き始め・長距離・立位・坂・階段・夕方・安静時・夜間など:____ 休むとどうなるか:____
- 靴・装具・補助具
- 靴:____ 足底板:____ AFO:____ 杖・歩行器など:____ 変更日:____
- 皮膚と爪
- 赤み・タコ・水ぶくれ・傷・爪の変化:____ 場所:____ 写真:あり/なし
- 歩行と活動量
- 距離・時間・休憩・荷物・路面:____ つまずき・捻挫・転倒:____
- 生活と回復
- 睡眠・仕事・家事などへの影響:____ 当日・翌日の状態:____ 普段に戻るまで:____
- 薬・これまでの対処
- 処方薬・市販薬・サプリメント:____ 試したことと変化:____ 新しく始めたもの:____
- 相談したいこと
- 痛みの原因/靴や装具の調整/薬/運動量/皮膚の処置/整形外科への相談など:____
記入例
右の小指の付け根の外側が、通勤で15分ほど歩くと痛む。新しい靴に替えた週から増え、同じ場所に赤みが残る。夜は痛くない。普段の靴と足底板、皮膚の写真を持参して、当たりと足首の傾きを相談したい。
調整後は、痛みの変化に加え、歩いた量や靴・装具の条件も残します。受診のたびに全項目を埋める必要はなく、変わったことを中心に追記すれば十分です。
よくある質問
CMTで足が痛いのは、すべて神経痛ですか?
神経障害性の痛みに加え、関節・腱・筋肉への負担や、靴と皮膚の摩擦なども関わります。いくつかが重なる場合もあります。痛む範囲、歩行や靴との関係、安静時の症状を伝えて評価を受けます。
足裏のタコが痛い場合、市販のインソールでよいですか?
合うものもありますが、クッションの厚さやアーチの高さだけで選ぶと、別の場所が圧迫される場合があります。感覚低下、変形、繰り返す赤みや傷がある場合は、靴と足底板を一緒に評価してもらってください。タコを深く削って対処し続けることも避けます。
AFOを使えば、凹足そのものも治りますか?
AFOによる歩行の支えと、足の形の矯正は分けて考えます。装着中の足の位置を調べた成人の小規模研究でも、変形が一律に矯正される結果ではありませんでした。これは長期使用による変形の進行を調べた試験ではなく、「AFOで変形が進む」と判断する根拠にもなりません。必要な支え、足の柔軟性、装着時の当たりを担当者と確認します。[9]
AFOで筋力が落ちないか心配です。
AFOの使用の有無だけで、筋力の変化は判断できません。装具は、つまずきや不安定さを支え、必要な活動を保つために検討します。使う場面と、本人の力を使う運動の方法をリハビリで相談してください。使い始めた後に動作が変わった場合も、病気の経過や活動量を含めて評価します。
痛みがあっても、歩く量を増やした方がよいですか?
まず、痛みが増える条件を調整します。距離を分ける、休憩を入れる、靴や装具を見直すなどで、必要な活動を保ちます。痛みを我慢して増量せず、繰り返す症状は主治医や理学療法士と相談してください。
マッサージだけで対応してもよいですか?
痛みが続く場合は、皮膚、神経、関節・腱・筋肉、靴や装具の当たりを確認する必要があります。張りが楽になっても、歩くたびに同じ場所が圧迫されていれば、靴や荷重の調整も必要です。傷、腫れ、熱感、感覚低下のある場所への強い刺激は避け、原因に合う対処を相談します。
痛みが弱ければ、傷があっても様子を見てよいですか?
感覚低下があると、傷の程度に比べて痛みが弱いことがあります。傷や水ぶくれがある場合は、圧迫や摩擦を減らし、早めに処置を相談します。赤み・腫れ・熱感が広がる、膿や発熱がある場合は、当日中を目安に医療機関へ連絡してください。
参考資料
研究の対象や方法によって、得られる情報の範囲は異なります。症状の原因や治療・装具の選択は、診察と本人の生活に合わせて判断します。
- Azevedo H, et al. Prevalence and characterization of pain in patients with Charcot-Marie-Tooth disease type 1A. Arquivos de Neuro-Psiquiatria. 2021. CMT1Aの少人数を対象とした横断研究。痛みの評価方法と混合した痛みの検討。
- Joo SY, et al. Foot Deformity in Charcot Marie Tooth Disease According to Disease Severity. Annals of Rehabilitation Medicine. 2011. 足部変形を画像で評価した研究。
- Bloks BE, et al. Quantitative assessment of plantar pressure patterns in relation to foot deformities in people with hereditary motor and sensory neuropathies. Journal of NeuroEngineering and Rehabilitation. 2023. 変形のタイプと足底圧の関係を調べた研究。
- Bertini A, et al. Use, tolerability, benefits and side effects of orthotic devices in Charcot-Marie-Tooth disease. Journal of Neurology, Neurosurgery & Psychiatry. 2024. 装具の使用、本人が感じる利点、使いにくさ、皮膚などの問題に関する調査。
- Sivera Mascaró R, et al. Clinical practice guidelines for the diagnosis and management of Charcot-Marie-Tooth disease. Neurología (English Edition). 2025. 多職種による診療、痛み、個別のリハビリ・装具・整形外科的管理に関する指針。
- Charcot-Marie-Tooth Association. Foot Care. 足の感覚低下、日々の皮膚チェック、靴選び、専門家へ相談するサイン。
- Pfeffer GB, et al. A Consensus Statement on the Surgical Treatment of Charcot-Marie-Tooth Disease. Foot & Ankle International. 2020. 専門家による合意文書。足部変形の評価と手術の考え方。
- Basini G, et al. Short-term effects of foot surgery on walking-related pain, function, and satisfaction in patients with Charcot–Marie–Tooth disease: a prospective cohort study. Frontiers in Neurology. 2024. 10人の手術・リハビリ後の短期経過を調べた研究。対照群はなく、痛みの変化は統計学的有意差に達していません。
- Requist MR, et al. Do Ankle-Foot Orthoses Reduce Cavovarus Deformity in Individuals With Charcot-Marie-Tooth Disease? Clinical Orthopaedics and Related Research. 2026. 成人20人の裸足とAFO・靴装着時の立位CTを比較。長期の変形進行や治療効果を評価した試験ではありません。
- 国立循環器病研究センター 病院. 急性動脈閉塞. 急な足の冷たさ・強い痛みなど、血流障害を疑う変化について。

