うつ病の兆候 肩こり・寝付けない・動悸・その他

2023年12月26日

「もしかしてうつ病?」思いあたる人向けの内容


「もしかしてこれ、、うつ病の前兆?」と思うものの、

「病院で診断されてしまったら会社を首になるのではないか」

「出世コースから外れてしまうのでできない」

「人生負け組の烙印が押されてしまう」

と思い、なかなか病院には行けないのではないのでしょうか。

そんなときに気になるのが「自分は本当にうつ病になったのか」

ということです。

 

今回はまずうつ病になってている可能性が高いかどうか、

そしてなっていた場合の対処方法などをに関して紹介していきたいと思います。

 

うつ病はどういう状態?


下記のような症状があることをうつ病と言います。

■ 心の症状

  • 抑うつ気分
  • 不安・あせり
  • 遠くへ行きたい・消えてしまいたい
  • 興味または喜びの喪失
  • 意欲の低下・おっくう感
  • 自分を責める
  • 会話や本などの内容が頭に入ってこない

■ 身体的症状

  • 睡眠障害
  • 食欲の減退
  • 疲労感・倦怠感
  • 動悸・息苦しさ・口が渇くなど

参考:http://utsu.ne.jp/depression/

 

うつ病の人はどのくらいいるの?


世界でのうつ病患者数

うつ病と診断されている人だけで3億人、未通院・未診断を含めるともっと多いことが予想されます。また、うつ病が原因による自殺は年間80万人と言われていて(2017年の調査による)毎日約2,200人がうつ病により自殺をしています。世界の交通事故での志望者は130万人と言われていて、WHO発表による死因の8位が交通事故。TOP10には入らないですが、無視できなだけの数の人がうつ病で死んでいます。

下記、WHOファクトシート引用

Top 10 causes of death globally 2016 2016 年世界死亡原因トップ 10
Ischaemic heart disease 虚血性心疾患
Stroke 脳卒中
Chronic obstructive pulmonary disease 慢性閉塞性肺疾患
Lower respiratory infections 下気道感染症
Alzheimer disease and other dementias アルツハイマーその他認知症
Trachea, brochus, lung cancers 気管、気管支、肺がん
Diabetes mellitus 糖尿病
Road injury 道路交通傷害
Diarrhoeal diseases 下痢性疾患
Tuberculosis 結核

 

参考:

 

日本でのうつ病患者数

hyouzan_ikkaku日本でのうつ病の患者数は110万人を超えると厚生労働省患者調査により報告されています。しかし、これはあくまで氷山の一角で、まだまだ潜在患者を含めるともっといることが推測されます。

例えば世界のうつ患者数が3億人、世界の人口を73億人とすると人口の4%がうつ病という計算になります。

日本の人口は1.27億人なので、単純に4%で計算すると、診断ベースでも少なくとも508万人はいてもおかしくないので、今後、うつ病の患者数は今までの数倍まで膨れ上がっていくことが予想されます。

4%とすると、25人に1人の割合なので、会社などで、30人規模になったら1人くらいは出てきてもおかしくない、という計算になります。実際に30人規模の会社で一人がうつ病になると会社としても大きなダメージです。

1000人規模の会社でも40人もうつ病となるとかなりの数で、企業としてそこで発生する想定外の費用と機会損失を考慮するとどの企業においても無視できない問題であると言えるのではないでしょうか。

 

参考:

 

うつ病の兆候を知るためのチェック方法


うつ病と診断されている人が少ない今、「うつ病なのでは?」と疑問を抱えている人は「うつ病なのか知りたい」そして、「できれば他の人に知られない形でチェックしてみたい」というように思っているのではないでしょうか。

そんな人のためにおすすめなのが以下のチェックです。

2つとも試し、うつ病の兆候が確認できたら下記の対処法をおすすめします。

 

うつ病の疑いがある場合の対処法


栄養療法

うつ病の要素としてとても重要な要素は「血流」「睡眠」が上げられます。この2つが改善するだけで症状改善、断薬ができるということも発表されています。

 

■ 血流

血流を改善することで、中枢神経系のダメージの修復、脳内分泌物の正常化を行うことで症状が改善されるとされています。具体的にはビタミンB3と言われるナイアシンを摂取すると血流が改善され、神経修復が促されるなどの作用によりうつ病によいとされています。

参考:

 

■ 睡眠

良質な睡眠がとれないとうつ病になり、またうつ病になると良質な睡眠がとれないという状況が起こります。いずれにせよ、「睡眠」が取れることで脳内分泌物のバランスが整い、結果としてうつ病の症状改善がされると言われています。

睡眠と関係が深いホルモンが「メラトニン」です。メラトニンはタンパク質から合成されます。タンパク質が分解されてアミノ酸のトリプトファンができ、そのトリプトファンを原料として、セロトニンと言われるリラックス効果、幸せホルモンとも呼ばれるホルモンが合成され、その後にセロトニンからメラトニンが合成されます。良質な睡眠をとるためにはメラトニンが十分な量合成されるということがとても重要です。

メラトニンが合成されるためには良質なたんぱく質の摂取もとても重要です。

栄養療法としては、「鶏の胸肉」「鶏のささ身」や「プロテイン」を摂ることをお勧めします。「鶏の胸肉」「鶏のささ身」は疲労回復物質である「イミダゾールジペプチド」も含有しているため、仕事の過労により鬱気味の人にはとてもおすすめの栄養成分です。

 

参考: